アリアナ・グランデ、新曲のリリースを示唆するスタジオでの写真を公開

アリアナ・グランデは、どうやら新曲に取り組んでいるようだ。

映画版『ウィキッド』に集中するため、ここ数年間歌手活動を休止していたアリアナが、現地時間2023年12月7日に本格的なレコーディング・スタジオで懸命に作業している一連の写真と無音の動画をSNSに投稿した。自身のボーカルをプロデュースすることで知られる彼女は、投稿された多くの写真でスクリーンに映し出されたオーディオ・ファイルを編集しながらパソコンに向かって座っている。

今回の投稿にキャプションはなく、何を計画しているかについての詳細も明かさなかった。しかし、彼女の親友で頻繁にコラボレーションをしているヴィクトリア・モネは、ハートとシャンパンの絵文字と共に「彼女が帰ってきた!!!」とコメントした。

また、映画版『ウィキッド』でアリアナが演じるグリンダの相手役エルファバとして出演するシンシア・エリヴォも、「誰も準備ができていない」とコメントした。シンシアは「あなたをとても誇りに思います!!」と付け加え、「このプロジェクトはすごく特別です!!!」と続けた。

アリアナ・グランデは、2020年に発表したアルバム『ポジションズ』以来、正式なリリースをしていない。ここ数年、彼女はザ・ウィークエンドの「ダイ・フォー・ユー」やケリー・クラークソンとの「サンタ、キャン・ユー・ヒア・ミー」などの楽曲に参加し、今年8月にはデビュー10周年記念アルバム『ユアーズ・トゥルーリー』をリリースした。しかしそれ以外、アリアナは映画版『ウィキッド』と自身のr.e.m.ビューティーの事業に注力している。

昨年5月、「(“ウィキッド”には)この役には私の全ての部分、私の心、私の時間、私の魂、私の全てを注ぎ込むつもりです」と述べていた。「今、ほかのたくさんの“スリリファイングな”(ワクワクしつつもドキドキしている)仕事で手一杯なんです。グリンダ役に全ての時間を費やしているので、とにかく(アルバムに着手する)気になれませんでした」と説明した。

彼女のファンは、ニュー・アルバムのリリースを待ち望んでおり、アリアナは今年何度かそのことを予告した。8月に行われたQ&Aで、彼女はr.e.m.ビューティーより音楽を優先して欲しいというファンの意見に言及し、「みなさんが私と私があまり化粧をしていないことにイライラしているのはわかっています」と冗談を述べ、「まだあります。そうですね、わかりました!」と続けた。

今年10月、彼女は牧場でヤギと一緒にいる写真をSNSに投稿し、「ag7:ヤギのお母さん」と綴っていた。

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