スウェーデンのゲームスタジオ・10 Chambersが手掛けるハードコア協力ホラーシューター「GTFO」の最終章が、ついに12月8日にリリースされる。ここでは最終章“RUNDOWN 8.0 DUALITY”と、最新作「DEN OF WOLVES」を紹介する。
■ゲームスタジオ・10 Chambersとは?
スウェーデンのゲームスタジオ・10 Chambersは、2015年、CEOのウルフ・アンダーソン氏がベテランの開発陣とともに設立したゲームスタジオ。スウェーデンのストックホルムにオフィスを構えており、現在メンバーは100人以上と急成長を遂げている今注目のゲームスタジオだ。
■Steamのレビューで好評価の嵐!「GTFO」最終章がついにリリース
2年間の早期アクセス期間を経て、2021年12月9日にリリースされた「GTFO」。緊迫の極限から突然アクションへと展開するゲーム性と戦略性、コアなターゲットへ向けた難易度の高さは多くのゲーマーを魅了している。
そんな本作のストーリー最終章“RUNDOWN 8.0 DUALITY”が12月8日にリリースとなる。80以上の遠征隊も追加されるとのことで、最終章にふさわしいボリュームとなりそうだ。
コンソール版の可能性も示唆されていたので、続報を待とう。週末はSteamで無料プレイ可能とのことなので、ぜひこの機会にプレイしてほしい。
■新作「DEN OF WOLVES」では強盗たちが大暴れ!
「DEN OF WOLVES」は、2097年の北太平洋自然保護区「ミッドウェイ」を舞台に繰り広げられる、4人協力プレイのFPS強盗ゲーム。「GTFO」で磨かれた本格アクション、ステルスなどを楽しむことができる。
スパイや裏切り、企業同士の争いなど深い世界観が描かれており、ゲーム内の企業のロゴや理念などが、まるで本当に存在しているかのように作りこまれている。強盗ジャンルの可能性を高めたという本作では、犯罪起業家になることができるそうだ。
詳しいリリース日などは未定だが、Steamでのアーリーアクセスを予定しており、DLCで世界を広げていく仕様になっている。スキンなどのマイクロトランザクションもあるそうなので、こちらも続報を待ちたい。
■ゲームデザイナーのサイモン氏へインタビュー
最後に、「GTFO」でゲームデザイナー、ナラティブ・ディレクター、作曲を務めるサイモン・ヴィクランド氏のインタビューをお届け。
――最終章へ向けての意気込みを教えてください。
サイモン氏:チームで「GTFO」の開発を懸命に行ってきたので終わってしまうことが悲しいですが、その気持ちは切り離して最新作「DEN OF WOLVES」へ向けて動く覚悟を決めていますし、とても楽しみです。
――「GTFO」最終章と最新作「DEN OF WOLVES」は、同時並行で開発されていたのでしょうか?
サイモン氏:そうですね。独自で開発したツールを使用して、少ない人数でも制作が行える体制でした。そのため、一部のメンバーは「GTFO」の最終章に注力して、残りのメンバーは「DEN OF WOLVES」の準備をしているという状況でしたね!
――日本のプレイヤーさんたちにメッセージをお願いします。
サイモン氏:謙虚にいい作品を作り、プレイヤーの方たちの期待以上のものを出すことをポリシーにしています。最終章も最新作も、楽しんでいただけたら嬉しいです。
「GTFO」では日本のプレイヤーさんも多かったので、ぜひ「DEN OF WOLVES」もプレイしていただきたいと思っています。これから日本にたくさん来て、日本のプレイヤーさんたちとお会いしたいですね。
「DEN OF WOLVES」の世界には日本からの会社も取り入れていきたいですし、太鼓の音などを使って日本風の音楽を入れたりしていきたいですね! 「DEN OF WOLVES」は「GTFO」よりもプレイしやすくなると思いますので、これまで手が出しにくかった方もぜひプレイしてください。
「GTFO」公式サイト
https://gtfothegame.com/
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