岡山電気軌道(岡山市中区徳吉町)は8日、路面電車の車内外をリースやベルで飾り付けた「クリスマス電車」の運行を始めた。東山線で25日まで1日12往復する。
車両(2両編成)の前後に直径45センチのリースを取り付け、車内も金銀のモールやヒイラギの葉で装飾。窓にもサンタクロースや雪の結晶のシールを張り、クリスマスムードを華やかに演出した。
営業運転を前に、三友保育園(同門田屋敷)の園児22人を招いた貸し切り運行があった。子どもたちは、サンタクロースに扮(ふん)した社員からプレゼントをもらったお礼に「ジングルベル」を歌った。年長の園児(6)は「飾りがいっぱい。クリスマスが楽しみになった」と話した。
クリスマス電車は毎年運行しており、今年で30回目。