静岡県は職員の冬のボーナスを12月8日、支給しました。一方、川勝知事には、いわゆる「コシヒカリ発言」による給与減額条例が可決されたため支給されませんでした。
【動画】川勝知事への「冬のボーナス」支給なし 「コシヒカリ発言」による給与減額条例で 11月と12月の給与を合わせて約440万円返上=静岡
川勝知事の冬のボーナスは約311万円でしたが「支給なし」となりました。
川勝知事は、2021年の「コシヒカリ発言」を受けて、自らのペナルティーとして給与返上を表明しましたが、返上されていないままになっていて、2023年の9月議会で給与減額の条例案が可決されました。
静岡県によりますと、11月の給与の一部が差し引かれ、12月下旬の給与も支払われない予定です。川勝知事が返上すると表明していた440万円ほどが、2年近く経ってようやく返上となります。
12月8日に支給された静岡県の一般職員のボーナスは、平均年齢43.1歳で約83万円となり、2022年に比べて2万3000円ほどの減額となりました。教員のボーナス支給額は約86万5000円、警察官は約83万8000円です。
