別人に誤送付 個人情報含む自動車税納付書 和歌山の紀中県税事務所

 和歌山県の紀中県税事務所(湯浅町)は7日、個人情報を含む自動車税納付書を別人に誤送付したと発表した。

 同事務所によると、職員が11月15日に納付書を送付する際、窓空き封筒の宛先部分となる案内文と納付書の名前が同じかを確認しなかったのが原因という。納付書には住所、氏名、税目、車両の登録番号が記載されていた。

 納付書を受け取った人から12月6日に連絡があって発覚した。事務所は同日、誤送付した納付書を回収し、関係者に謝罪した。

 本年度、県税事務所関係で誤送付や個人情報漏えいが相次いでいる。紀中県税事務所は2件目で、紀南県税事務所(田辺市)でも2件あった。県税事務所(和歌山市)も4月に書類棚に保管していた2人分の書類を紛失したと発表している。

© 株式会社紀伊民報