鹿島アントラーズは8日、ファジアーノ岡山へ育成型期限付き移籍していたGK山田大樹(21)の復帰を発表した。
山田は千葉県出身の190cm守護神。少年時代から鹿島ひと筋で育ち、2020年にファーストチーム昇格も、ルーキーイヤーにJ1リーグで2試合、YBCルヴァンカップで1試合出場して以降、2年間は出場機会がなかった。
今季は岡山への武者修行となり、J2開幕から6試合連続でゴールマウスを守ったが、その後は定位置を譲り、最終的に7試合出場にとどまった。
鹿島復帰にあたり、双方のクラブからコメントを発表している。
◆ファジアーノ岡山
「もっと試合に出てチームの力になりたかったのですが、思うようにいかないことばかりで、自分の力を還元できませんでした。これもひとつの経験として、これからのサッカー人生の糧にして頑張ります」
「岡山の街を好きになりましたし、また行きたいです。1年間、ありがとうございました」
◆鹿島アントラーズ
「もう一度、鹿島アントラーズでプレーすることへの重みを感じながら、責任を持って頑張ります。タイトル獲得に貢献するため、毎日を精一杯やり切ります」