Kyo-chanこんにちは!Kyo-chan(@Kyo_chan_4649)です
江ノ島の岩屋は江ノ島神社の発祥の地であり、弁財天と龍神の伝説が残るパワースポットとも言われています。
江ノ島を楽しみ尽くすのあればぜひ訪れて欲しい場所なのですが、江ノ島の端にあるため少しアクセスが大変。
岩屋への行き方や江ノ島の周り方にもコツが必要です。
ここでは江ノ島 岩屋のアクセス方法や周り方のコツ、見どころや歴史などご紹介していきます。
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江の島岩屋の詳細
住所神奈川県藤沢市江の島2料金一般(中学生以上)500円/小学生 200円
※20名様以上、20%割引営業時間午前9時~午後5時まで(季節により前後します)定休日なし電話番号0466-22-4141公式ホームページHP
※この情報は掲載した時点での情報です。 営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、確認してから訪れてください。
岩屋への行き方と周り方のコツ
徒歩と船で渡る方法の2パターンある!
引用:藤沢市観光協会発行・江の島イラストマップより
江ノ島の裏側に位置する、江の島 岩屋。
岩屋へのアクセス方法は、弁天橋から三女神が祀られる各殿を巡りながら進む参道ルートと、周遊船を利用し短時間で直接向かうべんてん丸ルートの2つがあります。
頂上までの道のりも階段が続き、岩屋から参道に戻る参道も急な階段があり、江ノ島観光は以外とハードです。
そこで岩屋に行く、おすすめの周り方を解説していきますね!
一番楽なのは、行きはエスカー、帰りは船を利用する方法
岩屋に行った後に参道ルートで戻る場合、急な階段を登らなくてはいけません。これが結構キツイ!
それを避けるためには、行きはエスカを使い体力を温存し、帰りはべんてん丸を利用し登り階段を回避するのが身体に負担が少ないです。
ただべんてん丸は運行中止になることも多いので、乗れたらラッキーくらいで思っておきましょう。
行き帰り両方べんてん丸を使うこともできますが、岩屋が少し江ノ島の見どころから離れた場所にある為、あまり効率的な方法ではありません。
べんてん丸の運航終了に注意!
「かながわ景勝50選」にも選定される景色を望める稚児ケ淵。天気に恵まれた日なら夕景まで観たい!帰りは楽チンべんてん丸で!という考え、よく分かります。しかし・・・
たとえ朝からべんてん丸が運航していたとしても、天候や波の影響等で突如運航中止になる時もあります。※特に夕方は運行中止になりやすいイメージ
そして忘れてはいけないのが「日没時刻よりずっと前に終了する」ということ。11月中旬の時点で15時半には最終便が出ていました。
稚児ケ淵から夕景を眺めてみたい!という方は、大変ですが参道ルートで帰ることも念頭に置きましょう。
かまにゃん事前にべんてん丸の終了時間をチェックしておこう!### のんびり江ノ島を楽しみたいなら、行きに船を使う
逆にちょっと大変でもいいので、行きをべんてん丸を使う方法もあります。
行きをべんてん丸を使うと岩屋からシーキャンドルや江ノ島神社に向かう時に、急な階段を登らなくてはいけないのですが、べんてん丸の終了の時間を気にしなくていいのでのんびり観光を楽しむことができます。
江ノ島水族館によって午後から江ノ島を楽しむなどであれば、こちらのコースがおすすめです。シーキャンドル で夕日や夜景を見つつ、江ノ島神社を参拝して、最後参道の入り口でビールで乾杯!という楽しみ方も♫
かまにゃん最初の階段はちょっと大変だけど、後はエスカを使わなくても下りなので楽だよ!### 体力に自信があるなら、全部徒歩でもOK
体力に自信があるなら、行きも帰りも徒歩で行くことができます。一番お金がかからないのはこの方法です。疲れたら江ノ島の島内から鎌倉駅行きなどバスが出てるので、橋を歩かなくても帰ることができますよ。
岩屋の見どころを紹介!江の島 岩屋にいってみた♫
参道の食事処は、絶景ランチが楽しめる♫
参道ルートから岩屋のある稚児ケ淵へ降りる手前には、いくつかの食事処があります。
岩屋へ向かわれる前には美味しいご飯でお腹を満たし、足を休めてから向かいましょう。(降りた先の稚児ケ淵からは食事処や休憩所がありません)
相模湾で獲れる新鮮な魚介や江ノ島ならではの料理はオススメです。
海に面した解放感あるテラス席では、相模湾の海原を眺めながら食事を楽しむことも。
岩屋橋から望む、富士山と稚児ケ淵
高台に掛かる岩屋橋からも、眼下に広がる稚児ケ淵と相模湾の海原と空とを堪能することができます。晴れた日には富士山まで見わたせます。
岩屋橋を渡ると岩屋に到着
稚児ケ淵を進み朱塗りの岩屋橋を渡ると、料金所が見えてきます。島内の三女神参拝とは異なり、岩屋内へは入洞料(一般500円/小学生 200円)が必要になるのでお忘れなく!
入り口は一か所のみで、所要時間は大体20分くらいです。水分補給は可能ですが、飲食や飲酒、喫煙は厳禁。
それでは岩屋の中はどうなっているのかレポートしていきます♫
波の侵食により形成された海食洞
波の侵食により形成された海食洞。
第一岩屋と第二岩屋の二つの洞穴から構成される岩屋内では、多くの石仏や奇岩を見ながら江の島の成り立ちを知ることができます。
富士山の鳴沢氷穴まで通じているといわれる第一岩屋と龍神伝説の地といわれる第二岩屋があり、二ヶ所で異なる雰囲気と江ノ島はじまりの歴史に触れることができます。
岩屋の目の前は海。波浪時や台風など荒天時には、岩屋の閉鎖や営業時間の変更も行われます。当日の天候に注意しつつ、事前に確認しておきましょう。
第一岩屋
第一岩屋内では、無料で貸出されている手燭を持って進みます(すごく混雑しているときは貸出は中止)。気分はまさに洞窟探検♪ 小さい子にも人気なようです。
岩屋内は空気が冷んやりしていて、進むに連れて天井は低く壁は狭くなり片手は手燭で塞がれるので、両手が塞がるような荷物や大きなバッグを携行して入るのは控えましょう。
江ノ島の最奥部にして、江島神社及び弁財天信仰の発祥の地です。
富士山の鳴沢氷穴まで通じていると言われる穴や、江島神社発祥の地とされる石碑が鎮座されています。
Kyo-chan地図左上に見られる巳像の巳は蛇のこと。龍神は蛇が神格化した存在であり、蛇は弁財天様の御使いとされています### 第二岩屋
古来より龍神伝説の地としても信仰を集めてきた江ノ島。第二岩屋の最奥では、龍神伝説の迫力ある龍神像が参拝者を待っています。
イルミネーションの時期はライトアップも
湘南の宝石などイベントを開催しているときは、9時から17時までの営業時間中はイルミネーションでライトアップされています。雰囲気がガラリと変わりますね!
岩屋の歴史
江島神社発祥の地|江ノ島神社の神様を祀った場所
諸説ありますが江島神社に伝わる『江嶋縁起』では、552年・欽明天皇の時代に、四月十二日の夜から二十三日の朝まで大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ、江の島を造られたと記しており、天皇の勅命で島の御窟(おんいわや。現在の岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社の始まりであると伝えています。
この頃は日本に仏教が伝わってきた時代で、日本固有の神道と外来の仏教が共に大事にされていました。
Kyo-chan瑞心門をくぐった先に鎮座されている「弁財天童子石像」が、江ノ島を造られた天女と十五童子です!### 龍神伝説|岩屋は弁財天の化身となった龍神像が祀られる場所
江ノ島の入り口・弁天橋に並び立つ龍燈籠や辺津宮前の銭洗白竜王の白竜池。江ノ島では弁財天さまと並んで龍神さまも祀られています。江ノ島の始まりを語る上では欠かせません。
かつての鎌倉には大きな湖があり、そこに五つの頭を持つ龍が居り暴れていました。その乱暴ぶりに村は荒れ果ててしまい、周囲は子死越(現在の腰越。地名の由来です)と呼ばれる程でした。
しかしある時、天地が震動して雲の上に天女(江島神社に祀られる弁財天さまです♪)が現れ、雲が晴れると海面に島が現れました!
天女のあまりの美しさに龍は一目惚れ、結婚を申し込むも悪行を指摘され断られてしまいます。龍は心を入れ替え善行を約束すると、見事天女との結婚を果たしました。
その後、龍は弁財天の化身となり人々を守る龍神となった、と伝えられています。その龍神像が第二岩屋の最奥に祀られています。
Kyo-chan愛の力って偉大ですね…。この伝説にちなんだ恋愛運スポットが、島の頂上にある「龍恋の鐘」です### 北条時政が子孫繁栄を願い参籠した場所
島内各所で何度も目にする三角形は「向い波の中の三つの鱗」を表現しています。
歴史文学の一つ『太平記』によれば、1190年、鎌倉幕府の初代執権・北条時政は、子孫繁栄を願い江の島の御窟(現在の岩屋)に参籠しました。祈り続ける中、21日目の夜に弁財天さまが現れました。
善行を積んでいれば子孫は永く繁栄するだろうと言葉を残すと、弁財天さまは大蛇(龍)に姿を変えて海に消えました。
後には三つの鱗が残され、時政はこれを成就の証と喜び、三つ鱗を北条家の旗の紋としたのだと伝えられています。
歴史的パワースポット〜こんな人も訪れていました〜
役小角:えんのおづぬ。修験道(断食や滝行などの禁欲的な修行により超自然的な力の会得を目的とする密教)を開いた人。700年、江の島岩屋で最初に修行し、島全体を聖域としたという伝承があります。
源頼朝:鎌倉幕府を開いた人。1182年、敵である奥州の藤原秀衡への戦勝祈願にと、八臂弁財天御尊像(江島神社・辺津宮の奉安殿内にて公開中)と奥津宮の鳥居を寄進しました。
お終いに
数々のご利益をもたらしてくれる江島神社。その発祥の地にして島内最大のパワースポットこそ、今回紹介しました江の島岩屋です。
歴史上多くの有力者や全国から参拝者の信仰を集めていたこと、また今なお国内外から毎日のように多くの方が訪れることから、そのご神徳の高さが窺えます。
江ノ島を訪れた際には、ぜひ一度は江島神社、そして江の島岩屋へも足を運んでみてくださいね!