ユヴェントスMFポグバ、イタリア反ドーピング機構から最長4年の出場停止処分を要求される

写真:ユヴェントスのポグバが窮地に立たされている

イタリア反ドーピング機構(NADO)が、ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバに対して最長4年の出場停止処分を科すことを要請した。

現在30歳のポグバは、今季のセリエA開幕節・ウディネーゼ戦後に無作為の薬物検査対象に選ばれ、筋力増強作用があるテストステロン値の上昇が確認された。NADOは、検出された物質を「非内因性テストステロン代謝物」と発表。その後、新たに採取したBサンプルの検査結果でも再び陽性が確認され、ポグバは暫定的に出場停止処分を科されている。

イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、NADOはテストステロン検査で陽性反応が出たことが決定打となり、ポグバに対して最長4年の出場停止処分を要請した模様。また、ポグバはNADOと司法取引を行わないことを選択し、今回の件はイタリアの反ドーピング裁判所で審理されることになる。

FIFAワールドカップ(W杯)ロシア2018で世界一を経験するなど、輝かしいキャリアを歩んできたポグバだったが、仮に最長4年の出場停止処分を受けた場合、処分明けには34歳となっている。ポグバのキャリアは、このまま幕を閉じてしまうのだろうか。

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