FC大阪の今村優介&服部一輝が退団…揃って感謝を表明「文字では表せないほど濃い2年間」「これからも全力で頑張ります」

今村優介(25)と服部一輝(28)がFC大阪を退団[写真:©︎J.LEAGUE]

FC大阪は8日、FW今村優介(25)とGK服部一輝(28)の契約満了および退団を発表した。

今村は神奈川県出身のストライカー。関東学院大学から2020シーズンにJ3リーグのアスルクラロ沼津へ入団し、ルーキーイヤーにリーグ戦27試合4ゴールをマークするも、翌シーズンで契約が切れ、Jリーグ合同トライアウトを経由して当時JFLのFC大阪へ加入した。

昨シーズンはJFLで26試合7ゴールをマークし、チームのJ3入会に貢献。しかし今季、自身2年ぶりとなるJ3の舞台で18試合ノーゴールに終わり、退団することとなった。

服部は数々のJクラブを渡り歩く東京都出身の守護神。明治大学から2027シーズンにカターレ富山へ入団後、カマタマーレ讃岐、福島ユナイテッドFCを経て、昨季はヴァンラーレ八戸でJ3リーグ25試合に出場した。

今季はFC大阪1年目だったが、リーグ戦の出場機会はなく、公式戦全体でも出場ゼロ。福島、八戸に続き、FC大阪も1年で退団することとなった。

両選手は退団にあたり、クラブ公式サイトでコメントを発表。感謝の気持ちを綴った。

◆今村優介
「このクラブから離れることになりました。今年は去年から一転して難しいシーズンとなりました。自分のゴールで勝利に貢献しようとしていたものの、なかなかFWとしてプレーする機会はありませんでした」

「サポーターの皆様。花園という素晴らしいスタジアムでゴール裏には熱い応援と子供達の大声援。後押しされない選手なんて誰1人いません。苦しい時でも『俺たちは信じてるぞ』と言って前を向かせてくれた。毎試合最高の雰囲気を作り出していただきありがとうございました。感謝しかありません」

「最高のチームメイト。個性豊かで優しくて良い人たち。こんな自分でも仲良く接してくれてありがとう。そして残って自主練している時でも嫌な顔せず手伝ってくれたり、自分と向き合ってアドバイスしてくれたマサさん。ヨシさん。リハビリしてくれたトレーナー陣。コーチたちのおかげで成長できました。ありがとうございました」

「正直文字では表せないほど濃い2年間でした。このクラブで過ごせたことを誇りに思っています。本当にありがとうございました!」

◆服部一輝
「今シーズン限りでFC大阪を退団することになりました。まずはじめに、応援してくださった方々、本当にありがとうございました!」

「悔しい1年でしたが、多くのことを学べる1年でもありました。これからのことはまだ何も決まっていませんが、まだまだ伸び代を感じているし、なによりサッカーがしたいです!」

「FC大阪に関わるみなさんに成長したいる姿をお見せできるように、これからも全力で頑張っていきます!1年間ありがとうございました!」

© 株式会社シーソーゲーム