インフルエンザ、3週間ぶり減 定点26人超、患者数は依然多く

厚生労働省

 厚生労働省は8日、全国約5千の定点医療機関が11月27日~12月3日に報告したインフルエンザ患者数は13万2117人で、1医療機関当たり26.72人だったと発表した。前週比0.94倍で3週間ぶりに減少したが、例年の同時期と比べて極めて患者数が多い状況が続いている。

 国立感染症研究所によると、全国の推計患者数は約91万人だった。

 厚労省によると、都道府県別で1医療機関当たりの患者数が多かったのは北海道50.49人、宮城42.66人、福岡40.13人。少なかったのは沖縄8.17人、秋田13.79人、東京15.08人。17道県で警報レベルとされる30人を上回った。

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