経験者採用で西鉄に入社西鉄ってどんな会社⁈直撃インタビュー!

西鉄ではここ数年、さまざまな職種で経験者採用※を続けている。実際に西鉄で働くのはどんな感じなのか?! 経験者採用で入社した社員3名にインタビューして本音を語ってもらった。
※経団連の表記変更に合わせ、2023年4月より「中途採用」から「経験者採用」に名称変更

西鉄の経験者採用について

西鉄では近年、さまざまな職種を対象に積極的な経験者採用を進めている。事務員の経験者採用を本格的に始めたのは2018年からで、以降は毎年4-5名程度を採用している。

エヌカケル編集部は、直近5年に経験者採用にて入社した20代から50代の社員のうち12名を対象に独自のアンケートを実施。入社に至ったきっかけや以前の職場との違い、西鉄の印象などを率直に聞いてみた。

今回インタビューに協力してもらったのはこちらの3名。

桑畑 雅代 さん

西日本鉄道株式会社
住宅事業本部 マンション事業部 シニア事業担当 係長
福岡出身で2017年入社。転職は3度経験(所属は4社目)。前職はマンション業界で、現在の同僚たちと知り合ったのをきっかけに転職。「サンカルナ」や「カルナス」など高齢者向け住宅の企画・開発を担当。

竹井 孝明 さん

西日本鉄道株式会社
都市開発事業本部 営業部 計画担当 係長
福岡出身。13年間勤務した佐賀県内の銀行から、2019年にUターン。西鉄が初めての転職だった(所属は2社目)。中小企業の融資を担当していた経験を活かし、オフィスビルの収支や予算組みなどを担当する。

宮地 美都葵 さん

西日本鉄道株式会社
都市開発事業本部 営業部 ビル運営担当
東京の総合商社や法律事務所で勤務した後、2020年に地元の福岡に戻り西鉄に入社。転職は2回目(所属は3社目)。法務総括課で勤務した後、2023年4月から現部署。オフィスビルの管理や契約更新、リニューアルに関わる手続きを進めている。

地元福岡へのUターン志望が多数

まずは、エントリーのきっかけや入社の決め手について尋ねてみた。3人とも福岡出身で、地元で仕事を探していたのが共通点だ。

(宮地さん)
以前は東京の総合商社や法律事務所で、法務関連の事務職に就いていました。しかし、東京での暮らしや仕事のペースに年々疲れを感じるようになり、地元である福岡に帰って仕事を探す道を考えはじめていました。

この数年は特に、帰省するたびに福岡のまちの活気や存在感を肌で感じていました。それまでの仕事は目に見えない仕事ばかりだったのですが、まちづくりや交通など「形に残る仕事をして福岡に貢献したい」と思い、30歳を目前にしたタイミングで西鉄にエントリーしました。

(竹井さん)
私も地元は福岡です。佐賀で銀行員として働いていましたが、長年勤務するなかで「別の仕事もしてみたい」という思いを抱きはじめました。いずれは地元に帰りたいと思っていたときに見つけたのが、西鉄の経験者採用の求人でした。

幅広い分野で事業を展開する西鉄なら、金融や不動産などこれまでの自分の知識と経験を活かせるし、これからもいろいろな仕事を経験しながら成長できそうだと考えました。

(桑畑さん)
私は前職でマンションの仕事をしていたとき、現在の部署のメンバー数名といっしょに仕事をしたのが応募のきっかけです。実際に関わった方々の人柄や気さくな雰囲気に魅力を感じ、「働きやすそうな会社だな」という印象を持っていました。

前の会社では契約社員としての雇用だったのですが、退職時に西鉄の方にお声がけいただき 、採用試験を受けて正社員として採用されました。社内の雰囲気は入社前から知っていたので、安心して入社できましたね。

アンケートを取った他の経験者採用での入社メンバーも、福岡出身でUターンを希望していた人が大半だった。「地元に貢献したい」という意見のほかには、「交通事業やまちづくりに興味があったから」という志望理由が多かった。

西鉄の社員ってどんな人?

転職の際に気になるのが、人間関係について。職場の雰囲気や人間模様は企業によってさまざまな違いがあるなかで、西鉄で働く人の印象について聞いてみると、圧倒的に多かったのが「人がやさしい」だった。

また、企業のイメージを聞いてみると「硬い印象だった」「歴史があるので保守的」といった声が多かったが、入社後は「柔軟な考え方で、働き方もフレキシブル」「アットホームな雰囲気」「先進的な取り組みやチャレンジも多い」という声が集まった。

(宮地さん)
東京と福岡の違いなのかもしれませんが、東京で働いていたときは同僚間の切磋琢磨する意識がかなり高くて……。 仲が悪いわけではなかったのですが、どこか安心できない気持ちがありました。

一方、西鉄は本当に優しい人が多いんですよね。社員同士の仲も良く、常話しかけやすく、相談もしやすい雰囲気なので仕事も進めやすく感じます。

(桑畑さん)
そうそう。あと、愛社精神と地元愛がとにかく強い! 「福岡の発展に貢献したい」と思って仕事に就いている人が多いので、自然と地元愛が育まれ、愛社精神も大きくなっていくのだと思いました。グループの基本理念も、みなさんパッと言葉に出てきますよね。これも今まで勤めた会社にはなかったポイントです。

【基本理念】にしてつグループは、「出逢いをつくり、期待をはこぶ」事業を通して、“あんしん”と“かいてき”と“ときめき”を提供しつづけ、

地域とともに歩み、ともに発展します。

(竹井さん)
私は、部門や役職を越えて多様な企業文化や働き方について考える「POT(Project for Our Tomorrow)」というプロジェクトがあることに驚きました。実際に参加してみると、みんなで一緒に考えながら企業文化を作り上げていく一体感があって、意義のある取り組みだと感じました。

新卒社員が多くの割合を占めるなか、経験者採用社員の自分がうまく会社に馴染めるかどうか不安だったのですが、結果的にまったく心配なかった。積極的に話しかけてくれたり、外部での経験に敬意を持って接してもらえたりと、新卒と壁がないことに安心しました。

西鉄で働く魅力はココ!

福利厚生や待遇は、仕事探しでの重要なポイントだ。さまざまな事業を展開する西鉄ならではのユニークな仕組みについて語ってもらった。

(桑畑さん)
私は映画チケット割引や雑貨館インキューブの割引もよく利用します。他の会社ではなかなかできない福利厚生ですよね。

(竹井さん)
私がよく利用するのは「だざいふ遊園地」の割引です。子どもが喜んでくれて、家族にとってもありがたい制度だと思います。また、フレックス勤務の制度も前職にはなかったので新鮮でした。通院や子どもの送迎などにも対応できるのですごく助かっています。

スキルアップとキャリアプラン

働く環境や働き方を変える以外に、転職の大きな目的となるのが自身のスキルアップやキャリアプランの実現だ。桑畑さんは、前職での経験が考慮され係長のポジションで入社。竹井さんは入社後に係長となり、先日課長職の試験を受けたばかりだ。

入社時の経験によって待遇は異なるが、西鉄では経験者採用で入社した社員にも新卒社員と同様にキャリアアップの機会が与えられる。

西鉄に入社した3名は転職後にどんな経験を積み、成長できたのか。

(桑畑さん)
私は業界的には同業内の転職になりましたが、以前経験したことがなかったシニア事業を現在担当しています。同じマンションの開発でも、売る相手によって商品も売り方も異なります。こうして新しい仕事にチャレンジできる環境があるのはありがたいですね。

(竹井さん)
私が西鉄に入って成長につながったと思うのは、マネジメントの研修です。人の育て方や組織のあり方について体系立てて会社で学んだのは初めてで、「西鉄は人づくりに力を入れているんだ」と感じました。

経験者採用での入社だとキャリアアップが気になるところですが、西鉄では前職での経験を考慮してもらえるし、新卒社員と同じステージで昇進試験を受けることができるのも良い点だと思います。

(宮地さん)
スキルアップの視点で感じるのは、ジョブローテーションが早いこと。だいたい3年に1度は部署異動があるようで、私もすでに1度異動を経験しました。異動したからと言ってゼロからのスタートというわけではなく、前の部署での経験も異動先でしっかりと活かせている。仕事の視野が広くなったと感じます。

(桑畑さん)
私も、この先他の部署に移動する可能性があることも意識しながら、日ごろの仕事や研修を受けるようになりました。これも前職では持っていなかった視点です。

(竹井さん)
自分の経験を活かして、いろんな部署で新しいチャレンジができるのも西鉄のいいところですよね。

西鉄の経験者採用社員、絶賛募集中!

現在、西鉄では2024年4月入社の経験者採用を実施中(2023年10月4日募集締切)。事務系総合職(営業・企画・管理系)や不動産専門職、技術系総合職(建築電気・設備技術、建築技術)、首都圏開発事業部など幅広い部門で経験豊富な人財を求めている。

(宮地さん)
転職前は悩んだこともありましたが、思い切ってエントリーして入社できて本当によかったと思います。どうしようか迷っている方は、まずは応募してみてください。福岡に貢献できる仕事が待っていますよ!

(竹井さん)
入社してわかったのは、想像よりさらにいい会社だということでした。いろんなことにチャレンジできる環境があるので、興味があればぜひエントリーして見ることをおすすめします。

(桑畑さん)
やさしい方が多く、とにかく働きやすい会社です。いっしょにお仕事できる方をお待ちしています。

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