元挺身隊の損賠、5年ぶり判決へ 韓国最高裁、21日言い渡し

韓国最高裁=2018年、ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国最高裁は8日、元朝鮮女子勤労挺身隊員が三菱重工業を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決を21日に言い渡すと明らかにした。元徴用工や元挺身隊員による訴訟の最高裁判決は5年ぶりとなる。

 2018年10月と11月、最高裁は新日鉄住金(現日本製鉄)と三菱重工業に賠償を命じる確定判決を計3件出した。この他に、別の原告らによる計9件の訴訟が最高裁で係争中となっていた。

 21日に最高裁判決が出る訴訟は、今年7月に93歳で亡くなった金在林さんらが起こし、一、二審で原告が勝訴した。

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