仙台市の施設の改修工事が重なる 障害者団体が工期変更を要望

仙台市のシルバーセンターと福祉プラザの改修工事の時期が重なり利用できる施設が無くなってしまうとして、障害者らでつくる団体が市に対し工期を変更するよう求めました。

要望書を提出したのは、みやぎアピール大行動実行委員会のメンバーです。

仙台市では、施設が老朽化しているとしてシルバーセンターを2024年4月から約2年間、福祉プラザを2024年11月から2年間それぞれ休館して改修工事に入ります。

市民団体では2つの施設は障害者や高齢者が使いやすいようにバリアフリーなどが進んでおり、同じ時期に休館してしまうと利用者が困るとして改修工事の工期をずらすことを求めました。

みやぎアピール大行動実行委員会鷲見俊雄代表「障害者にとってバリアフリーが整っていて使いやすい施設なので、すごく困った状況が生じる」

これに対し仙台市は、改修工事の時期は変更できないとした上で、代わりに市民センターなどを利用できるようにしたいと答えました。

© 株式会社東日本放送