「救急車購入に役立てて」と70代男性が5000万円を寄付 「息子が生前、救急車にお世話になった」 静岡市

静岡市は8日、「救急車購入に役立てて」と市内在住の70代の男性から5000万円の寄付を受けたと発表しました。男性は「息子が生前、救急車にお世話になった」と話していた、ということで、市消防局では、今年度更新する予定だった3台の救急車(1台約2200万円)の購入代金に充てることにしています。静岡市には3年前にも2億円の寄付があったということですが、消防局に対する寄付の金額としては過去最高です。

難波喬司市長は「救急車は生命を救うために重要なものであり、最新かつ信頼性の高い装備を維持することが、市民の安全・安心につながると考えています。ありがたく救急車購入のために活用させていただきます」とコメントしています。

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