傑作誕生!アタランタが最高に美しい「クリスマス限定ユニフォーム」を発表 最近のXmasユニはこうだった

イタリア1部アタランタBCとキットサプライヤーのJomaは6日、恒例のクリスマス限定ユニフォームを発表した。

2022-23シーズンは115周年記念モデルのリリースが影響したのか見送られていたクリスマスユニフォーム。2年ぶりの新作では歴代最高と言えるデザインが登場した。

Atalanta 2023-24 Joma Christmas Limited Edition

アタランタ 2023-24 Joma クリスマス限定ユニフォーム

2年ぶりの登場となったクリスマス限定ユニフォーム。そのシーズンのユニフォームをクリスマス向けにアレンジしたデザインを使うことも多いが、今回のチェック柄は完全オリジナル。歴代最高のおしゃれなデザインだ。

上品なマフラーやストールを想起させる濃淡ブルーのファッショナブルなチェック柄は、サポーターや世界のユニフォームファンも大絶賛。クリスマスのみならずアタランタの歴代全ユニフォームでも最高傑作と言える美しさである。

胸元にはクラブ創設年の1907をエンボスでプリント。なお、背面の首元にはチーム名とホームタウン名“Atalanta Bergamo”をレタリングする。

このクリスマス限定ユニフォームは、クリスマスに最も近いホームゲームである18日のセリエA第16節サレルニターナ戦で着用する。

選手用ユニフォームは試合後に地元テレビ局の番組内でオークションを実施予定。その収益の全額が慈善団体に寄付され、本拠地ベルガモの小児科病棟に入院する子供たちのために使われる。

アタランタはこれまでにも主にチャリティを目的としたクリスマスユニフォームを着用してきた。そこで、近年の4つのユニフォームをご紹介したい。その中にはデザインのミスでお蔵入りになった幻のユニフォームも存在する。

2018-19シーズンのクリスマスユニフォームは当時のサードモデルをアレンジしたもの。腹部にクリスマスツリーとベルガモの街並みのアウトラインを描く。ユヴェントス戦で着用した。

19-20シーズンのクリスマスユニフォームも当時のサードモデルをアレンジし、引き続きアウトラインをデザイン。このユニフォームはミラン戦で使用している。

20-21シーズンはシルバーを基調としたオリジナルのデザインが登場。エンブレムは17-18シーズン以来となるクリスマスツリースタイルが使われた。ローマ戦で着用している。

21-22シーズンもオリジナルデザインのクリスマスユニフォームが登場。これはローマ戦で着用予定だったが、試合直前で使用中止の決定が下されている。

その理由は腹部の街並みのアウトラインで、これはベルガモではなくユヴェントスの本拠地トリノのそれに酷似しているというもの。「デザインのミス」で使われなかった幻の一着だ。ちなみにローマ戦は通常のホームユニフォームを着用した。

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2023-24シーズンの美しきクリスマスユニフォームは、12月15日にクラブ公式オンラインストアで発売される。数量限定での販売となるため争奪戦は必至だろう。

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