函館の給食でもカビ毒小麦 健康被害なし

 北海道函館市教育委員会は8日、市立小の給食で、カビ毒が検出された岩手県産の「ナンブコムギ」を使用していたと発表した。健康被害の報告はない。

 市教委によると、11月17日に1校で提供した青森の郷土料理「せんべい汁」に使用され、児童や教職員計309人が食べたとみられる。今月1日に納入業者から連絡があった。

 JA全農いわては11月、2022年産のナンブコムギでカビ毒が検出されたと発表し、自主回収を進めている。

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