広島県警“カラ出張”疑惑 警部ら3人を書類送検 8日

うその出張申請を繰り返して手当を不正に受け取ったとして広島県警は警部ら3人を書類送検しました。

詐欺などの疑いで書類送検されたのは、広島県東部の警察署の警備課長だった警部(53)ら3人です。

警部ら3人は2019年7月、1人で行った出張を2人で行ったとうその申請をして、

旅費や時間外勤務手当を不正に受け取った疑いなどがもたれています。

この「カラ出張」疑惑をめぐっては書類送検した事実を含め警備課5人が関わっていて

約16万7千円を不正に受給していたことがわかりました。

これを受けて広島県警は、警部ら3人を懲戒処分にし、警部が8日付で辞職したということです。

広島県警は「警察への信頼を損ねるあるまじき行為。再発防止と信頼回復に努める」としています。

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