季節外れの暖かさ 積雪がない中でのスキー場開き 広島・安芸太田町

県内は9日、10日と気温が20度近くまで上がる予想ですが、季節外れの暖かさにオープンを控えたスキー場からは積雪を願う声が上がっています。

安芸太田町の恐羅漢スノーパーク。積雪がない中、スキー場開きが行われ、約70人が出席しました。

ピーク時には約17万人のスキー客でにぎわっていました。また、コロナ禍を乗り越えた昨シーズンは約7万5千人が訪れました。

しかし、8日の安芸太田町加計の最高気温は平年より6度高い16.6度。スキー場のオープンには天然雪で20センチ以上の積雪が必要な上、

人工降雪機は気温が氷点下2度以下でないと稼働できません。

■出席者

「町には降らなくても山には降ってほしい」

■恐羅漢スノーパーク 川本泰生社長

「徐々に寒い日も増えてきておりますので、暖冬という予報を覆してしっかり雪が降ってくれるのを期待している」

恐羅漢スノーパークは、12月20日のオープンを予定しています。暖冬が予想されるなか、本格的なスキーシーズンまでに積雪を願う日々が続きそうです。

(2023年12月8日放送)

© 広島テレビ放送株式会社