サッカー日本代表に初選出された津山市出身のMF佐野海舟(22)=J1鹿島=が8日、岡山市の山陽新聞社を訪れ、代表入りの喜びや来年1月の親善試合への抱負などを語った。
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父龍一さん(47)らと訪問。代表デビューを飾った11月16日の2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦を「緊張せず、守備から攻撃につなげる自分らしさを出せた」と振り返り、「日本代表は小さいころからの夢で、うれしいと同時にプレー中は不思議な感覚がした」と話した。
元日に東京・国立競技場で行われるタイ代表との親善試合に臨む日本代表23人にも選ばれ、「練習から一つ一つのプレーにこだわり、アピールしたい」と意気込んだ。応対した松田正己社長は「岡山県出身のフル代表は青山敏弘選手(J1広島)以来。県民が期待しています」と激励した。
9日には岡山市のシティライトスタジアムで小学生らを対象にサッカー・フットサル教室を開く。佐野は「楽しむ気持ちが成長につながると伝えたい」と次世代への思いを口にした。