冨安健洋の負傷で守備陣が手薄になったアーセナル、アルテタ監督は1月の補強に言及「あらゆるシナリオを考慮」

アルテタ監督はケガ人の影響で頭を悩ませる日々[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、1月の補強について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

昨シーズンは終盤に失速し優勝を逃したアーセナル。しかし、今シーズンもプレミアリーグで好調を維持しており、2位のリバプールと勝ち点差「2」で首位に立っている。

調子を維持しているアーセナルだが、ケガ人に悩まされる事態に。開幕戦で今夏加入したオランダ代表DFユリエン・ティンバーがシーズン絶望の重傷。そして左右のサイドバックをこなしレギュラーに定着しつつあった日本代表DF冨安健洋もふくらはぎを負傷し、しばらくの離脱となった。

これによりサイドバックが一気に手薄に。左はウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、右はDFベン・ホワイトがいるが、左は控えのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルのみ。右は今季出番がないポルトガル代表DFセドリック・ソアレスのみとなっており、一気に手薄になってしまった。

アストン・ビラ戦を前に行われた記者会見で、1月の補強について問われたアルテタ監督は、ケガ人の状態を見ることが大事だと語った。

「我々はあらゆるシナリオを考慮する必要があり、そうした選手がいつ、どのような状態で復帰でき、何分間プレーできるのかについて、明確にどれほど時間がかかるのかを見る必要がある」

「全ての作業を終えれば、チームにとって最善の判断を下すように努める」

明言こそしなかったが、ケガ人の状態が芳しくなければ補強にも動くということだろう。現時点では決めているとは思えないが、少なからずリストアップはしているとみられる。

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