静岡労働局が長時間労働が疑われる静岡県内の835事業場を対象に調査を実施した結果、368事業場が違法な時間外労働を行っていたことが分かりました。
対象とした期間は、2022年4月から2023年3月までで、長時間労働が疑われる事業場に対し、監督指導を実施しました。
この監督指導は、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超えていると考えられる企業や、過労死等に係る労災請求が行われた事業場を対象に行われ、2022年度は835の事業場で実施されました。
その結果、全体の4割を超える368の事業場で違法な時間外労働が確認され、静岡労働局は、違反した事業場に対し是正・改善に向けた指導を行いました。さらに144の事業場では、時間外・休日労働が月80時間を超えていたということです。
静岡労働局は、引き続き、長時間労働の是正に向けた取り組みを行っていくとしています。
