横浜DeNAの三浦監督、母校に登場 高田商業高生らの質問に笑顔で回答トーク

後輩から花束を受け取る三浦監督=8日、大和高田市材木町の高田商業高校体育館

 奈良県警サイバー犯罪対策課は8日、サイバー犯罪や特殊詐欺の被害防止を呼びかける啓発ポスターのモデルを務め防犯意識の向上に貢献した、プロ野球横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督に感謝状を贈った。

 贈呈式は三浦監督の母校、大和高田市立高田商業高校(同市材木町)で実施。体育館に本人が登場すると、リモート出演と聞かされていた生徒たちからは大きな歓声が上がった。

 「堅苦しい講演会は嫌だ」という三浦監督が発案した生徒からの質問を軸にしたトークショーでは、「いつからリーゼントを始めたのか」「(高校時代に)彼女はいたのか」などの質問が飛び出し、監督は笑いを交えながら回答していた。

 最後に県警本部の猪原正義生活安全部長が感謝状を贈呈。三浦監督は「トークショーでは『失敗しても踏み出せば良い』と話したが、サイバー犯罪に対しては臆病すぎるくらいに慎重になって警戒してほしい」と話した。

 このあと、三浦監督は同市神楽3丁目の高田署を表敬訪問。同市幸町の商業施設「トナリエ大和高田店」で特殊詐欺被害や交通事故の防止に向けた啓発活動を行った。

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