藤井八冠のつくりもん、ダイコン・キャベツで造形 南砺「ふくの里」

藤井八冠を野菜で表現したつくりもん

 史上初めて八大タイトルを独占した将棋の藤井聡太八冠を野菜で表現したつくりもんが8日、富山県南砺市福野軸屋の農産物直売所「旬菜市場ふくの里」にお目見えした。

 顔はダイコンやトウガラシ、羽織やはかまはキャベツの葉でできている。中央には菊の花で8の字をあしらった。高さは約85センチ。加藤一二三さんのつくりもんも合わせて制作した。

 毎年、直売所の運営協議会がその年の顔となる人物をテーマに作り、12月の越冬野菜市に合わせて飾っている。大窪康則事務局長は「ふくの里も8つの理念を掲げており、『8』という共通点がある。藤井八冠のパワーにあやかれたら」と話した。越冬野菜市は10日にあり、つくりもんは20日ごろまで店内に展示する。

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