思わず「うわっ!」と声が出る“驚異のスタントアクション”映画を2週連続特集『Mr.ノーバディ』『ただ悪より救いたまえ』『ボーン』シリーズほかCS一挙放送

『ただ悪より救いたまえ』© 2020 CJ ENM CORPORATION, HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED

寒い冬には熱いスタントアクション!

2023年の下半期は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』や『イコライザー THE FINAL』など人気シリーズの最新作が立て続けに公開され、日本のアクション熱がイッキに高まった。日本映画でも『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』や『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』などアクションに定評のあるシリーズが鮮烈な新作を放ち、2024年も『エクスペンダブルズ ニューブラッド』など注目の新作が控えている。

ということで今回は、CS映画専門チャンネル ムービープラスで放送されるアクション映画特集をご紹介。それも単なるアクション映画ではなく、思わず息を呑む“驚異のスタントアクション”が繰り広げられる作品ばかりをピックアップ。一体どうやって撮影しているのか、俳優やスタントマンは大丈夫なのか……観るだけで基礎体温が上がるかもしれない、寒い冬にもぴったりの映画たちをお見逃しなく。

『ただ悪より救いたまえ』

『国際市場で逢いましょう』のファン・ジョンミン×「イカゲーム」のイ・ジョンジェが共演したノワール・アクション。じっとり暑い東南アジアを舞台に、暗殺者VS暗殺者の壮絶な死闘を湿度高めのザラついた映像で描く。

ジョンミンとジョンジェの共演作『新しき世界』の「IF もしも…」な作品として観ても楽しいが、アクションシーンは比較にならないほど激しく、もう逆に笑えてくるレベル。

『Mr.ノーバディ』

『ジョン・ウィック』の脚本家と制作が手掛けたバイオレンス・アクション。地味で冴えない中年男がブチ切れたことで、ド派手な騒動が巻き起こる。人気ドラマ『ブレイキング・バッド』から派生したスピンオフ『ベター・コール・ソウル』で一躍顔を知られたボブ・オデンカークが、そのナヨいイメージを最大限活用したチンピラ撲滅アクションで、最後までスカッとさせてくれる。

『ボーン』シリーズ5作品

ポール・グリーングラス監督とマット・デイモンがタッグを組んだ、人気スパイ・アクションシリーズ。第1作『アイデンティティー』から始まった『スプレマシー』『アルティメイタム』の3部作に加え、『ジェイソン・ボーン』と『ボーン・レガシー』まで観れば、同シリーズを網羅できる。ベビーフェイスのデイモンが、なぜか身体が覚えている戦闘スキルに驚くシーンは今観てもグッとくる。

『ジョン・ウィック』シリーズ3作品

キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮する大ヒットアクションシリーズ。2014年の第1作から、続く『チャプター2』と『パラベラム』を観れば、最新作『コンセクエンス』がもっと楽しめるはず。凄まじいトレーニングで本気の対人バトル技術を身につけていくキアヌを、イチから見つめ直そう。

『マーベラス』

復讐に燃える暗殺者VS完璧なる護衛者、それぞれのプライドを懸けた戦いが始まる。『ジョン・ウィック』の製作スタジオ×豪華キャストで贈るバイオレンス・アクション。マイケル・キートンとサミュエル・L・ジャクソンの贅沢すぎる共演に、一切負けていないマギー・Qの堂々とした存在感も見もの。

『355』【日本語吹替版】

ジェシカ・チャステインが製作を務め、豪華女優陣と共演したスパイ・アクション。5ヵ国の凄腕女性エージェントが世界を脅かす巨大な危機に立ち向かう。無骨な男性アクションとは一味違う女性たちの華麗なアクションが見どころではあるが、社会派なイメージの強いチャステインがノリノリで手掛けた、という意外すぎるエピソードが一番重要かもしれない。

『スーパーティーチャー 熱血格闘』

ドニー・イェンが初めて教師役に挑んだアクション・ドラマ。成績最下位の学校にやってきた元海兵隊員の男が問題児たちの心を掴んでいく姿を描く、武闘派“金八”ドニー映画。彼とスタントチームによるリアルすぎる殺陣はカタルシス効果高し。

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