米銃撃、犠牲者に日本人女性 ラスベガスの大学准教授

米ネバダ大ラスベガス校のキャンパスに駆け付けた警察官=6日、ネバダ州ラスベガス(K・M・Cannon/ラスベガス・レビュージャーナル提供、AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部ネバダ州ラスベガスの大学で6日に起きた銃撃事件で、死亡した3人のうち1人が60代の日本人女性だったことが8日分かった。サンフランシスコの日本総領事館が明らかにした。

 ネバダ大ラスベガス校などによると、亡くなった日本人は、同大学で日本語や日本文化などを教えていた准教授のタケマル・ナオコさん(69)。他の2人は64歳と39歳の教授らだった。大学はホームページに3人の写真を公表し「決して忘れない」と追悼した。

 総領事館は「家族や関係者と連絡を取り支援していく」としている。

 事件は6日の日中に発生。駆け付けた警察官が容疑者を射殺した。

タケマル・ナオコさん(ネバダ大ラスベガス校のホームページより、共同)

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