さまざまな旅情報を取り扱っている旅行情報誌『じゃらん』が、「2024年旅トレンド」と題し、2024年に注目したい「旅のトレンド」とその事例を発表しました!
年々変化し、進化する旅のトレンド。2024年に注目したいのは「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」なのだそう。
まだまだ認知度の低い2つのワード。「それってどういう意味?」「どんな旅ができるの?」それぞれおすすめのスポットを交えてご紹介します。
1:「イマーシブ(没入)体験」ができるスポットが続々オープン!
「イマーシブ(没入)体験」とは、その世界観に入り込んだような体験ができる没入型コンテンツのこと。
5年ほど前から登場し話題となりましたが、ここ 1~2年でさらに体験スポットや内容の幅が進化しています。
・イマーシブ・フォート東京(東京)
2024年春、東京・お台場に開業予定の「イマーシブ・フォート東京」。
完全屋内型のテーマパークで、物語に入り込む感覚が味わる「イマーシブシアター」を中心に、さまざまなアトラクションが楽しめるスポットです。
ショップやレストランも充実しており、バリエーション豊かなコンテンツで、1日中イマーシブ体験に浸ることができるスポットとして注目されています。
・西武園ゆうえんち「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」(埼玉)
埼玉の「西武園ゆうえんち」では、食堂車レストランで食事をしながら、その場で繰り広げられる演劇に参加する「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」が開催されています。
車窓を流れる景色や社内の照明、音響、さまざまな特殊効果などの演出で、五感をフルに使い、登場人物と一緒に行動・会話をしながら、90分間の濃密な没入体験をすることができます。
・「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(東京)
数々のアートやデジタルコンテンツを手掛ける「チームラボ」が、2024年2月上旬、東京・麻布台ヒルズに「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」をオープン。
新たなアートプロジェクト「認知上の存在」をテーマにした作品や日本未公開作品も多数加わり、さらに進化した身体ごと没入できるアートが展開されます。
ゼリー状やシャボン玉状の光の塊が出現するなど、これまでにない不思議で新しい世界観が体感できます。
2:「ナイトタイムエコノミー」で注目したいスポットをピックアップ!
「ナイトタイムエコノミー」とは、観光・体験や飲食など 18時から翌朝6時までの時間帯を活用した経済活動のこと。
海外ではすでにその取り組みが積極的に行われています。
・「2024さっぽろ雪まつり(第74回)」(北海道)
今年で74回目を迎える「さっぽろ雪まつり」は、まさに「ナイトタイムエコノミー」で注目したいイベントのひとつ。
開催期間は2024年2月4日(日)~2月11日(日)。夜間のライトアップは最大23時まで行われています。
雪像や氷像、すべり台など、会場ごとに見どころの異なる氷の世界を体感できます。プロジェクションマッピングやライトアップ、ウィンターアトラクションなども話題です。
・「TORANOMON LIGHT ART」(東京)
「TORANOMON LIGHT ART」は、虎ノ門ヒルズを中心に展開する光のアートイベントです。
光を使用した芸術作品で、都市における新たな芸術表現と賑わい創出を目的に今年初開催されています。
アーティストや建築家、プロダクトデザイナーが手掛ける、革新的で芸術性の高い作品を街の各所に展示し、街を回遊しながら鑑賞することができます。
現在開催中で、2024年1月8日(月)まで。年末年始にぜひ足をお運びくださいね。
・「浜田の夜神楽」(島根)
日本遺産にも認定された「石見神楽」。
日本神話を題材に、笛の音や活気溢れる太鼓囃子に合わせて豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う伝統芸能です。
「浜田の夜神楽」は毎週土曜20時から開催。その演目は約30数本あり、歴史的武勇伝から地域ゆかりのもの、創作演目までバラエティー豊かです。
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そのほか全国にはまだまだ「イマーシブ(没入)体験」を楽しめるスポットや、「ナイトタイムエコノミー」を意識したおでかけスポットがたくさんあります。
2024年は2つのワードに注目しながら、旅先・おでかけ先を選んでみてはいかが?
「じゃらん 2024 年注目の旅トレンド」
※紹介している内容は 2023年11月24日時点の情報です
※おでかけの際には、ホームページなどで最新の情報をご確認ください
(ハピママ*/ 伊東 ししゃも)