真珠湾で日米合同の戦没者追悼式 攻撃から82年「同盟強固に」

8日、米ハワイ州の真珠湾で開かれた追悼式で、献花する児玉良則駐ホノルル総領事(右)(共同)

 【ホノルル共同】太平洋戦争の発端となった旧日本軍による米ハワイ州の真珠湾攻撃から82年となり、日米合同の戦没者追悼式が8日、湾内のフォード島で開かれた。出席者約100人が黙とうをささげ、日米の犠牲者を追悼。日本の児玉良則駐ホノルル総領事は「かつては敵国同士だった日米の同盟は、かつてないほど強固だ」と話した。

 バーネット米ハワイ方面海軍司令官も演説で「日米同盟は平和と繁栄の礎石だ」と強調した。

 式典にはグリーン州知事やホノルル市のブランジャルディ市長、ホノルル市と姉妹都市関係にある新潟県長岡市の磯田達伸市長も参加した。

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