韓国の大学生「日本の美」学ぶ エッジ国際美容専門学校で交流

専門学校生(右)の実技演習を見学する韓国の大学生=佐賀市のエッジ国際美容専門学校

 韓国・釜山のヨンサン大で美容を専攻する学生が11月30日、佐賀市のエッジ国際美容専門学校(北島基晴校長)を訪れ、交流学習に臨んだ。美容師やメークアップアーティストなどを目指す約30人が、日本のメークやヘアアレンジを学んだ。

 資生堂プロフェッショナルの柳雅夫さんが講師を務め、日本における美の基準をCMなどの映像を使って解説した。メークやヘアアレンジを実演し、「若々しくかわいい感じにしたい時は、全体的に明るい髪色で前髪を作り、チークを丸く入れる」などとイメージをコントロールする方法を具体的にアドバイスした。

 同校の生徒は美容師国家試験の実技課題「オールウエーブ」を披露し、韓国の学生が熱心に見学していた。同大1年のキム・ユハさん(34)は「設備が整っていて、講義もとても分かりやすかった。メークやヘアアレンジをほんの少し変えるだけで、同じモデルのイメージががらりと変わったのが印象的だった」と話した。(伊東貴子)

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