甘~い出会い、増え続ける…? 白岡市と菓子店などが連携「しらおかの恋人」登場 魅力伝えるスイーツに

イベントで「しらおかの恋人」を紹介する市のマスコットキャラクター「シラオ仮面」

 埼玉県白岡市は市内で菓子やパンなどを販売する6店舗と連携し、マドレーヌやクッキーなど市の魅力を発信する「スイーツ&パン しらおかの恋人」を商品化した。商品は各店舗や市のイベントなどで販売している。

 今回登録した店舗は「花見せんべい(下野田)」、白岡ベーカリー(小久喜)」、「みか登(西)」、「プティフール(千駄野)」、「カフェオランジェル(小久喜)」、「三桝屋(白岡)」の6店。

 「カフェオランジェル」は、白岡産の梨を使用しクリームチーズが入ったパン「ホワイトヒル(税込250円)」を開発。他の店舗も市のイメージを商品で表現した。

 「しらおかの恋人」の登録要件は、「白岡のイメージカラー白と赤、ナシ(梨)の3色が入っている」「味覚、食感、見た目に白岡らしさが感じられる」「白岡の食材を1品以上使用」。

 北海道の銘菓「白い恋人」や商標権を争った大阪限定の「面白い恋人」との関連を想起させるが、白岡市はあくまでこれらとの関連を否定。「しらおかの恋人」について「法的問題はない」とする。

 市は「しらおかの恋人」に登録されている各店舗、商品・値段等を市のホームページで紹介。市商工観光課は今後も店舗、商品数を増やし「市の魅力をスイーツやパンを通じて多くの方々に伝えたい」としている。

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