繁華街で年末特別パトロール

年末年始のパトロールを強化する、栃木県警察本部の特別警戒が来週から始まるのを前に、事件や事故の防止を呼びかけるパトロールが8日夜、宇都宮市の繁華街で行われました。

このパトロールは、県民に防犯意識を高めてもらおうと、12月11日から始まる、年末年始の特別警戒にあわせ行われたものです。

宇都宮市のオリオンスクエアで行われた出発式では、県警察本部の難波健太本部長が「県内でも20年ぶりに刑法犯が増加している。県民が安全で安心な年末年始を迎えられるよう、事件や事故防止のために各種施策を行っていく」とあいさつしました。
 
今年のパトロールは、コロナ禍前の規模に近いおよそ90人が参加しました。パトロールでは「みんなでなくそう年末年始の事件事故」をスローガンに、福田富一知事をはじめ、警察や防犯活動のボランティア団体のメンバーらが、横断幕やプラカードを持ってオリオン通りを練り歩きました。

参加した人たちは、防犯グッズなどを道行く人に配り、事件や事故の防止を呼びかけました。

そして、宇都宮中央警察署の馬場通り交番では、福田知事が交番の警察官を激励しました。

年末年始の特別警戒は、12月11日から年明けの1月3日まで行われます。

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