宇都宮大学開発「ゆうだい21」金賞 初めてコシヒカリ上回る

 宇都宮大学が開発した米「ゆうだい21」が、国内最大級の品評会で最高賞に選ばれた数として初めてコシヒカリを上回りました

 ゆうだい21は、宇都宮大学が開発し、2010年に品種登録された米です。生産は全国各地に広がり、12月1日と2日に新潟県で開かれた国内最大級の米の品評会に出品されていました。

 そして今回、最高賞にあたる国際総合部門の金賞に選ばれた18点のうち10点がゆうだい21と、受賞数で常に1位だったコシヒカリを初めて上回ったということです。

 今年(2023年)の夏は猛暑でしたが暑さに比較的強く、品質が低下しない傾向にあるゆうだい21が名実ともに「美味しい米」として証明されたことになり、宇都宮大学は「地域の生産者、流通事業者、消費者の声に耳を傾けながら大切に育てていきたい」としています。

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