ブライトン指揮官、11月下旬に負傷交代したファティの長期離脱を明言

写真:ノッティンガム・フォレスト戦で負傷してしまったファティ

ブライトンに所属するスペイン代表FWアンス・ファティが、3カ月ほど離脱することになるようだ。ブライトンの公式ウェブサイトが伝えている。

ファティは今夏、バルセロナからの1年間のローン移籍でブライトンに加入。ここまで公式戦通算14試合に出場して4ゴールを記録するなど実力を発揮しつつあった。しかし現地時間11月25日に行われた。プレミアリーグ第13節ノッティンガム・フォレスト戦に先発出場した際に足を負傷し、わずか20分ほどで途中交代。以来、ピッチには立っていない。

チームを率いるロベルト・デ ゼルビ監督はリーグ第16節バーンリー戦の前日会見でファティのコンディションについて言及。負傷内容については明らかにしなかったが、長期離脱することを明かした。

「アンス・ファティのケガについての情報だが、完治までには負傷した日から数えて3カ月ほど必要になると思う」

「我々にとってはバッドニュースだ。なぜなら彼のプレーには向上の兆しが見え、チームのコンセプトも理解していたからね。特に(ダニー)ウェルベックがプレーしていない今、彼自身にとっても、チームにとっても残念なことだよ」

指揮官のコメントどおりであれば、ファティは少なくとも2月下旬まで離脱することになり、故障者が相次いでいるチームにとっては大きな痛手となる。

デ ゼルビ監督は記者会見の席上で、アダム・ウェブスターとファクンド・ブオナノッテもバーンリー戦には出場できないことを認めており、ウェブスターについては「まだプレーできない状態で、いつ復帰できるかは分からない」とコメント。

一方で、累積警告によって前節を欠場したルイス・ダンクとマフムド・ダフードが出場可能になったことについては「ダンクとモー(ダフード)がプレーできることは我々にとっては重要だ。我々は故障者という点で困難な時期を迎えている。この2人が起用できることは大きい」とした。

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