冬の特産品 広島菜の漬け込み作業が最盛期 庄原市

冬の特産品の1つ、広島菜の漬け込みが、庄原市内で最盛期を迎えています。

広島菜は、寒暖の差が大きな場所でゆっくり成長すると、ピリッとした辛みと肉厚でしゃきっと育つと言われていて、産地の1つ、広島県庄原市では 年間約260tを漬物などに加工して送り出しています。

2023年は、秋に雨が少なく、成長が心配されましたが、朝晩の冷え込みが厳しくなるにつれて、肉厚で大きめのものが入荷しているそうです。

JAの加工場では、一晩荒漬けにしてしんなりとした広島菜の株を、冷たい水でしっかり洗い、葉の間に丁寧に塩をまぶしたあと、大きなマスに漬け込んで、もう1日寝かせて出荷します。

広島菜の漬け込みは、年内は12月25日ごろまで出荷作業が続けられます。

© 広島ホームテレビ