BMW、3列7名乗車の『X5』に48Vマイルド・ハイブリッド・ディーゼルの”xDrive40d”を追加

 1999年に初代モデルが誕生し、自動車界で一大勢力に拡大するカテゴリーの礎を築いた『BMW X5』に、最大7名乗車を可能とする3列シートを標準装備し、システム・トータル最高出力352PSを発揮するハイ・パワーなクリーン・ディーゼルと48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載した“xDrive40d”が追加設定され、12月6日より発売開始となっている。

 優れたオフロード性能と、舗装路面での高いパフォーマンスを融合したスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)という新たなジャンルも創出した『BMW X5』は、2019年登場の通算4代目をベースとして2023年には一部改良を実施。よりモダンなデザインを採用し、BMWらしい走行性へのこだわりと高い実用性を兼ね備えた1台に進化を遂げた。

 フロントではBMW初採用となる矢印型デイライト機能を有したLEDヘッドライトを採用し、フロントバンパーを大型化。同じくPHEVモデルでは暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニー・グリルを採用することで夜間における存在感を増している。

 一方のリヤでは、横方向に伸びるスリムかつ大胆なデザインのX字型LEDコンビネーション・ライトにより、力強さとXモデルであることを表現。インテリアでは12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用。優れた視認性と高い操作性を実現し、運転席まわりではBMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせて空間を広げ、よりモダンな印象が与えられた。

 そのラインアップに加わった“xDrive40d”は3.0リットル直列6気筒ディーゼルを搭載し、さらに48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載することで、システムトータルでの最高出力は352PS(259kW)、最大トルクも720Nmを発揮する。このMHEVによりエンジンの負荷を軽減すると同時に効率を最適化し、コースティング機能も採用することで燃費効率も高められた。

 さらに、最大7名乗車を可能とする3列目シートをはじめ、運転席/助手席へのマッサージ機能やアクティブ・ベンチレーション機能、オペレーティング・システム8.5などを標準装備とし、人気のハーマンカードン・サラウンド・サウンド・システムなども備える。

 脚元ではランフラット装着の20インチMライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング740M バイ・カラー(オービット・グレー)に、4輪アダプティブ・エア・サスペンションを組み合わせ、上質なドライビングフィールがもたらされる。

 もちろん、BMWが誇る最新のハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能やリモート・パーキング機能、安全機能・運転支援システムの“ドライビング・アシスト・プロフェッショナル”なども装備し、音声認識ではAI技術を活用したBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントやAmazon Alexaにも対応し、価格は1290万円(税込)となっている。

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最大7名乗車を可能とする3列目シートをはじめ、運転席/助手席へのマッサージ機能やアクティブ・ベンチレーション機能、オペレーティング・システム8.5などを標準装備とした(写真はM60i xDrive)
脚元ではランフラット装着の20インチMライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング740M バイ・カラー(オービット・グレー)に、4輪アダプティブ・エア・サスペンションを組み合わせる

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