ニューカッスルが1月の移籍市場でセンターバックの獲得を優先し、3人が最終候補に入っていると、イギリス『フットボール・インサイダー』が報じている。
現在ニューカッスルは、スヴェン・ボトマンやダン・バーン、マット・ターゲットなどディフェンスラインに負傷者が続出しており、補強が必須となっている。
ニューカッスルは1月の移籍市場でセンターバックを獲得すべく、3人の選手をリストアップしているという。
1人目はクリスタルパレスに所属しているイングランド代表DFマーク・ゲイだ。
現在23歳のゲイはここまでリーグ戦14試合に先発出場し、デンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンとともにチームの守備を支えている。またイングランド代表にも選出されており、将来を渇望されているセンターバックだ。
しかし、能力の高さから他のビッククラブからも注目を浴びており、同メディアはマンチェスター・ユナイテッドが1月のトップターゲットとしてリストアップしていると報じるなど競合は必須だ。また、ゲイ自身はクリスタルパレスでの生活に満足しており、1月に彼をチームから引き抜くのは困難を極めることになりそうだ。
2人目はボーンマスに所属しているイングランド人DFロイド・ケリーだ。
現在25歳のケリーはリーグ戦9試合に出場。貴重な左利きのセンターバックであり、サイドバックでもプレーできる。
ケリーに関してもトッテナムやリヴァプールが関心を示しており、争奪戦は不可避。来夏に契約満了となるため今冬に獲得するためには2500万ポンド~3000万ポンド(約45~54億円)を支払わなければならないようだ。
3人目はエヴァートンに所属しているイングランド人DFベン・ゴッドフレイだ。
現在25歳のゴッドフレイはスピードに長けたセンターバックで、両サイドバックでもプレーできる汎用性のあるプレーヤーだ。
ゴッドフレイに関してはチーム内での序列が下がり、リーグ戦でわずか1試合のみの出場にとどまるなど、移籍の可能性が浮上している。しかし、ニューカッスルは彼をBプランとして検討しており、ゲイやケリーよりも優先順位は下がりそうだ。
センターバックの補強を目指すニューカッスルは、この候補のいずれかをチームに加えることができるだろうか。