横浜F・マリノスの新監督候補キューウェルが一緒にプレーした最強ストライカー4人

横浜F・マリノスの新監督候補に浮上している元オーストラリア代表ハリー・キューウェル氏。

同氏はアシスタントコーチを務めるセルティックで日本代表FW前田大然を指導しており、「大然はとても聞き上手な生徒さ。彼は言われたことに耳を傾け、受け入れる」と語っている。

そんなキューウェル氏が現役時代にともにプレーした名ストライカーを振り返ってみよう。

マーク・ヴィドゥカ

元オーストラリア代表FW。キューウェルとは代表とリーズで112試合でともにプレーした。

190cm近い上背を持つパワフルストライカーだったが、フィジカルだけでなく柔軟なテクニックも兼備。ポストプレーやターンからの強引なドリブルを得意とした。

セルティックで大暴れした後に加入したリーズでも得点源になった。その反面、怪我がちで気分的な側面も。

マイケル・オーウェン

元イングランド代表。リヴァプール時代にキューウェルと37試合にプレーした。

ただ、オーウェンは2004年にレアル・マドリーに移籍したため、コンビは1年で解消している。

なお、キューウェルはリヴァプールで7番を着用。その理由については、「ご存知の通り僕は10番が大好き。困った時に選手たちが頼りにする番号だ。それはリヴァプールで唯一手に入れられなかったものさ!オーウェンがつけていた10番以外ならどの番号でもいいと言われてね。だから、我慢して7番にしたんだよ」と話している。

ジミー・フロイト・ハッセルバインク

元オランダ代表FW。

人間離れしたシュート力と決定力を武器に一時代を築いたストライカー。リーズとチェルシー時代にプレミアリーグの得点王になっている。

1997~1999年までプレーしたリーズでキューウェルと一緒に70試合プレーした。

ヤング・リーズとして一世を風靡したチームで重要だった選手について聞かれた際には、「キューウェルやアラン・スミスにリー・ボウヤー。ジミーやキューウェルだけではなかった。とてもエネルギッシュで、ハイテンポだったから、多くのチームは対処できなかった」と答えている。

ミラン・バロシュ

元チェコ代表FW。

キューウェルはピーター・クラウチやフェルナンド・トーレス、ジブリル・シセともプレーしており、バロシュを最強に入れるのは微妙かもしれない。

ただ、キューウェルがプロキャリアで最も多くの得点を一緒に演出したのは、リヴァプールで同僚だった彼なのだ(通算10点)。バロシュはキューウェルのアシストから8ゴールを叩き出している。

【関連記事】「背番号10をやめた」10人のスター選手

快足FWだったバロシュはリヴァプールで謎の5番を背負ったが、「(特別な理由は)ない。リヴァプールから渡されたもので、反論するつもりもなかったよ!裏に大きなストーリーがあるわけではないけれど、FWにとって普通の番号ではないことは分かっている」とのこと。なお、42歳になった彼は現在も母国でプレーを続けている。

© 株式会社ファッションニュース通信社