マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスへの想いを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ここ最近はプレミアリーグで4試合連続未勝利とブレーキがかかっているシティ。そんな中、在籍2年目のフィリップスは満足に出番を得ることができておらず、MFロドリが欠場し、0-1で敗れた直近のアストン・ビラ戦もベンチで過ごした。
こういった状況もあり、1月の移籍の噂も上っているフィリップスだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督はそれほど出場機会が与えられておらず、申し訳ないとコメント。フィリップスに問題があるわけではないと弁明した。
「(フィリップスの去就が)どうなるかはわからない。彼に対して下してきた自身の決断をとても申し訳なく思っている。私は何度もこう言ってきた」
「今の状況は彼に見合ったものではないし、とても残念に思っている」
「彼に関して唯一言えるのは、私が求めているのが良いパーソナリティやキャラクターを備えた選手だということ、そして彼は完璧なお手本ということだ。そうなれば、私は彼に何かしら(チャンス)を与えなければならないが、私はそうしなかった」
「そうなったのはただ単に、私がいくつかのことも含めチームや物事について頭に思い描いているからだ。彼を見るのに苦労している」
「(自分自身に)あまり満足していないし、彼には本当に申し訳なく思っている。だが、これはビジネスであり、私はプロフェッショナルでなければならない。だから、彼に直接そんなことは言わない」
また、グアルディオラ監督は選手個人よりもチームの方が大事だと強調。その上でフィリップスが残ってくれるなら嬉しいと述べた。
「もし誰か1人が(悪い)振る舞いをしたとしても、私は気にしない。だが、そんな彼がチームメイトやみんなに対してどのように振る舞うのかは気になる。それが状況が好転していけば良いと思っている理由だ」
「何度も言っているが、1月になっても彼が残っているなら、それは何よりも嬉しいことだ。本当によくトレーニングをこなしているし、愛すべき男であり、キャラクターも良いからね」