<ポタフェス>NOBLE、MEMS搭載「FALCON MAX」を世界初披露/イヤモニブランド「CTM」も登場

ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2023冬 秋葉原」が、本日12月9日(土)、10日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催される。ここでは、NOBLE AUDIO(エミライ)、TPVテクノロジー、CTM(ヒビノ)、PHILIPSサウンドバー(グリーンファンディング)などを紹介する。

ベルサール秋葉原にてポタフェス開催中!

NOBLE AUDIOからは、初のMEMS搭載完全ワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」が世界初披露され、朝から試聴を求める来場者の列が伸びていた。高域にxMEMS製のCowellドライバー、低域にダイナミックドライバーを採用したハイブリッド構成となっている。

FALCON MAXには朝から長蛇の列ができる

実際な手に取ってみると、レジンを使用したPrestigeと比較しても若干軽量の印象。iPhone14 Proと接続して聴いてみると、NOBLEらしい低域の重心の低さや分厚さはそのままに、高域の解像度の高さが一段と開けた印象。宇多田ヒカルの息遣いの生々しさ、ジャズのシンバルの切れ味の鋭さなどは、完全ワイヤレスであることを忘れさせるほどの情報量を聴かせてくれる。価格はUSプライスで240ドルと非常に高額モデルとなるが、TWSの新しい可能性を開くものとして期待したい。

世界初披露された完全ワイヤレス「FALCON MAX」

なお、MEMSドライバー搭載の有線モデル「XM-1」も予告されていたが、今回のポタフェスには残念ながら間に合わず。近日詳細が公開されるということなのでお楽しみに。

FALCON MAXのデモンストレーションは大盛況

TPVテクノロジーは、PHILIPSブランドのイヤホン関連製品を多数展示。新製品としてオープンタイプの「TAA6708」、完全ワイヤレスの「TAT3508」、有線イヤホンの「TAE1018」を中心に多数の製品を展示していた。

左から有線イヤホン、完全ワイヤレス、オープン型とさまざまなイヤホンの提案を行っている

特にオープンタイプTAA6708は「今年のVGPの金賞もいただきまして、音質的にもしっかりおすすめできる製品に仕上がっております」とのこと。ユーザーの需要に合わせて、PHILIPSブランドとしてさまざまなジャンルのイヤホン製品を積極的に手掛けていくとアピールする。

トップラインにのみ与えられるFidelio製品も展示

ヒビノが新たに取り扱いを開始したCTM(Clear Tune Monitors)ブランドもイベント初登場。「CE110」「CE220」「CE320」のイヤモニ3機種と、リケーブルの展示を行っていた。

スケルトンデザインの「CE320」などCTMブランドの新製品を展開

CTMはもともとプロフェッショナル向けIEMの開発を長く手掛けてきた会社だけに、耳型採取については長年の知見をもっており、今回の製品も多くのユーザーに使ってもらいやすい「ユニバーサルフィットデザイン」として作られているという。最上位モデル「CE320」を装着してみると、軽量でちょうど耳穴にすっぽりおさまる感触が心地よい。

リケーブルのラインアップも用意される

サウンドもアーティストとの距離感の近さを感じさせるもので、たとえばエリック・クラプトンの「Change the World」では、まるで目の前でギターを弾いてくれているような臨場感を感じさせてくれた。

グリーンファンディングのブースでは、現在クラウドファンディング中のフィリップスのサウンドバー「FIDELIO FB1」を展示。ポタフェスとしては珍しい展示となるが、多くの来場者が足を止めてそのサウンドに聴き入っていた。

PHILIPSのサウンドバー「FIDELIO FB1」は現在クラウドファンディング中

「FIDELIO FB1」は、同社のトップモデルに与えられるFIDELIOの名を冠しており、バーの右側にFIDELIOの文字も刻まれている。全部で15基のドライバーユニットを搭載しておりバー1本で7.1.2chを実現、「IMAX Enhanced」認証も取得する本格サウンドバーとなる。

右側にはFidelioの文字が刻まれる

ドルビーアトモスのデモ音源を簡易的に鳴らしてもらったが、ユニットごとの素性の良さを感じさせる迫力あるサウンドが印象的。クラウドファンディングは本日段階で199人が支援しており、来年1月5日まで引き続き支援者を募集している。

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