直木賞作家の永井紗耶子さんが出生地で講演 「祖父母が住んでいた街の魅力が伝わるなら、うれしい」 静岡・島田市

今年直木賞を受賞した作家の永井紗耶子さんが、出生地の静岡県島田市で講演会を開きました。

永井紗耶子さんは、島田市生まれ神奈川県育ち。今年、「木挽町のあだ討ち」で直木賞を受賞しました。島田市での講演は今回が初めてで、講演会の冒頭、「自分の名前は両親が島田市の神社で付けてもらい、帯祭りには何度も来ています」と自己紹介しました。その後、集まった大勢のファンが見守る中、「東海道のまんなか島田」という演題で、島田市に対する思いや「木挽町のあだ討ち」の執筆に至るまでの経緯などについて話しました。

永井紗耶子さん:「私自身が、祖父母の住んでいた島田というまちがとても好きなので、魅力を知りたくもあったし、知ってほしくもあった。それが伝わったりするなら、うれしいと思っている」

© 静岡朝日テレビ