マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに対する見解を示した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。
昨シーズンは全公式戦で30ゴールを記録する活躍を見せたものの、テン・ハグ体制2年目の今シーズンはここまで2ゴールと不振にあえいでいるラッシュフォード。直近のプレミアリーグ第15節チェルシー戦ではついにベンチスタートとなった。
9日に第16節ボーンマス戦を控える中、テン・ハグ監督は試合に向けた記者会見でラッシュフォードに言及。必ず昨シーズンの調子を取り戻すことができるはずだと語っている。
「ラッシュフォードは信じられないほど素晴らしい選手だ。11人だけでは戦えないし、彼が全ての試合に出場できるわけでもない。今、彼は昨シーズンのような状態にないが、その域に戻ると私は確信している」
その一方で、粘り強くチームのために尽くす献身性も要求。今夏移籍が噂されながらも残留し、今やチームの貴重な戦力となっているDFハリー・マグワイアやMFスコット・マクトミネイの姿勢を引き合いに出した。
「スコット・マクトミネイとハリー・マグワイアについて言ったのは、彼ら次第だということだ。チームはいつだって自分たち自身で形作るものだし、ベストなチームを形成するベストな選手がプレーすることになるだろう」
「我々にはチームがあり、チーム内には競争がある。成功したシーズンを望むなら11人以上の選手が必要だ」
「結局のところ、シーズンごとに状況は変わるし、どのシーズンでも最高のチームとは何か問われる。彼ら(マグワイアとマクトミネイ)は以前から素晴らしい選手だし、チームに溶け込んでいた。それが全ての選手に期待されていることで、これを実現するには献身性が必要になる」
