地域活性化のアイデアを競う政府主催のコンテストの最終審査会が9日、東京都内で開かれ、高校生以下の部で三重県立昴学園高校2年の山中百合花さんが最優秀の地方創生担当大臣賞に選ばれた。人口減少が進む三重県大台町の状況を分析し、若い世代を呼び込むために空き家を活用した1年間の「お試し移住」を提案した。
一般の部は、レンタサイクルを活用した観光策を提案した福井大学大学院のチームが受賞。年齢を問わない官民連携の部は、岡山県久米南町を舞台に定額で農作物宅配や農業体験などのサービスが受けられる仕組みを考えた中国学園大らのチームが選ばれた。