日韓の魅力、写真で競う 最多応募、旅の風景に賞

第10回「日韓フォトコンテスト」で青森県賞を受賞した高健永さん=9日、韓国・金浦空港(共同)

 【ソウル共同】日韓両国の市民らが、互いの国の魅力を捉えた写真を競う第10回「日韓フォトコンテスト」(在韓国日本大使館公報文化院など共催)の授賞式が9日、金浦空港で開かれた。約2600人から過去最多の計約9500点の応募があり、自治体や企業などが選ぶ賞に30点が選ばれた。受賞作は20日まで同空港で展示される。

 両国間の往来が盛んになる中、旅の風景を切り取った写真が多く並んだ。大田市の高健永さん(23)は今夏、青森県を旅行中に出会った女性に薦められて訪れた「鶴の舞橋」の優美なアーチ型を捉えた写真で青森県賞に。「思い出の写真なのでうれしい。(女性の)連絡先は分からないが、報告したい」と語った。

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