ジルー&ヨビッチ弾のミラン、2度追いつくも後半AT被弾でアタランタに打ち負ける【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは9日、セリエA第15節でアタランタとのアウェイ戦に臨み、2-3で敗れた。

前節フロジノーネを下し、連勝とした3位ミラン(勝ち点29)は2試合の出場停止が明けたジルーが先発に復帰。プリシック、チュクウェゼと3トップを形成した。

8位アタランタ(勝ち点20)に対し、9分に大ピンチを迎えたミランだったが、ゴール至近距離からのデ・ケテラエルのシュートは枠を外れて助かった。

ひやりとしたミランが引き続きボールを持つ序盤となった中、27分にCKからトモリのボレーでゴールに迫ったミランだったが、38分に失点。スローインの流れからルックマンに決められた。

しかし追加タイム3分、ミランは右CKからジルーのヘディングシュートが決まって追いつき、前半を終えた。

迎えた後半、アタランタの圧力を受ける入りとなったミランは55分に勝ち越される。デ・ケテラエルの左クロスをルックマンに押し込まれた。

ルックマンのドッピエッタで再び追う展開となったミランは72分にヨビッチを投入。76分には大ピンチを迎えたが、守護神メニャンが好守でスカルヴィーニとルックマンのシュートを止め、1点差を保った。

すると80分、ミランが再び追いつく。左サイドからプリシックの上げたグラウンダークロスをヨビッチが合わせた。

ヨビッチの2戦連発弾で試合を振り出しに戻したミランだったが、追加タイムにカラブリアが退場となると、直後の同5分に被弾。途中出場ミランチュクのアシストからムリエルに巧みなヒールシュートを決められた。

これが決勝点となってミランは敗戦。3連勝はならなかった。

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