任期満了に伴う福井県の福井市長選挙は12月10日に投開票される。16年ぶりに新たなかじ取り役を決める選挙戦は、ともに無所属新人で、元県議会議員の鈴木宏治氏（50）と前副市長の西行茂氏（69）が激しい一騎打ちを繰り広げてきた。開票は午後9時15分から福井市体育館で行われ、市選管は午後11時20分ごろの確定を見込んでいる。
投票は午前7時～午後8時（一部午後7時まで）に市内102カ所で行われる。9日午後8時に締め切られた期日前投票は6日間で3万5544票が投じられた。前回2019年市長選（投票率37.43％）より約3600票多いが、今春市議選（同44.30％）の3万8331票には3千票弱及ばなかった。
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選挙戦最終日の9日、鈴木候補は福井駅西口恐竜広場で最後の集会を開催し、駅前電車通りを練り歩いた。西行候補は清水地域を巡回し、エルパなど商業施設を中心に街頭で最後の訴えを行った。
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2日現在の選挙人名簿登録者数は男性10万2383人、女性11万554人の計21万2937人。
福井新聞オンラインで開票速報、当選者事務所からライブ配信も
福井新聞社は10日、ホームページ「福井新聞オンライン」で福井市長選の開票速報を行う。当選が確実になった候補者の事務所からのライブ中継も行う。
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