初場所に向け、地元産食材を提供 二所ノ関部屋に茨城・龍ケ崎市

二所ノ関部屋親方(中央)に食材を差し入れた萩原勇市長(左端)=阿見町荒川本郷

大相撲初場所(2024年1月14日初日、東京・両国国技館)に向け、英気を養ってもらおうと、茨城県龍ケ崎市の萩原勇市長らが9日、同県阿見町荒川本郷の二所ノ関部屋を訪れ、地元産を含む食材を差し入れた。市が部屋に地元産品を贈るのは、今回が初めて。

同市内で収穫した新米60キロのほか、当日の朝に取れたハクサイやダイコン、サトイモなどの野菜と、国産の豚肉、鶏肉を提供。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と力士たちは「ちゃんこ2、3回分もある」と笑顔で受け取った。

萩原市長は「何としても勝ちに勝って、勝ち抜いていただきたい。頑張ってください」と激励。二所ノ関親方は「本当にありがたい。茨城の名産品を食べ、茨城に根付いて、好成績を挙げられるように頑張りたい」と応じた。幕下の龍王さん(30)も「しっかり食べて結果を出し、地元の方々に喜んでもらいたい」と活躍を誓った。

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