今シーズン限りでFAとなり、去就が注目されていたMLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。現地時間12月9日、同じ街に本拠地を置くロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1014億480万円)というMLB史上最高額で契約することが決まり、「次のチームとしてドジャースを選ぶという決断を下した」などと自らのインスタグラムなどで明らかにした。
大谷が自らの去就を発表する数時間前、彼に野球からサッカーへの転向を勧めた人物がいた。アメリカで俳優や作家、プロデューサーなどとして活躍し、イングランド4部リーグ、レクサムの共同オーナーも務めるロブ・マケルヘニー氏だ。
マケルヘニー氏はアメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアの出身で、地元球団であるフィラデルフィア・フィリーズに大谷が移籍する可能性は限りなくゼロに近いことは理解していた。
一方で、大谷にサッカーへの転向を勧めるべく、自身のX(旧Twitter)アカウントで次のようにポストし、“異競技間”での移籍を勧めていた。
「ショウヘイ・オオタニに告ぐ:1月の移籍マーケットが開くまであと22日。そして、ウェールズ語は習得が非常に簡単な言語だ!」
残念ながらマケルヘニー氏の願いはかなわず、大谷はドジャースへの移籍を決断したが、これまでの“二刀流”から“三刀流”としてサッカーにチャレンジする彼の姿を見てみたかった気がしないでもない。