【速報】奈良マラソン、フルマラソンと10Kの部スタート

午前9時にスタートしたフルマラソン

 古都・奈良の初冬を飾る「奈良マラソン2023(同実行委員会主催、奈良県・奈良市・天理市・奈良新聞社など共催)は10日、奈良市法蓮佐保山4丁目のロート奈良鴻ノ池パークを発着点に、午前9時にフルマラソン(42.195キロ)が山下真知事の号砲で、同9時35分に「世界遺産10K via 奈良公園」(約10キロ)が仲川元庸奈良市長の号砲でスタートした。

 フルマラソンには12052人、世界遺産10Kには4204人がエントリー。それぞれロートフィールド奈良を発着点に、フルマラソンは平城宮跡を経て天理市内を折り返す高低差のあるコースを、世界遺産10Kは「古都奈良の文化財」として世界遺産登録されている東大寺や春日大社などを巡るコースを駆け抜ける。各ランナーのタイムはシューズに付けたチップで計測する。

 ランナーの通過に合わせ、午前8時30分ごろから午後3時ごろまで奈良市と天理市を中心にコースや周辺道路で交通規制が続くため、事務局が協力を呼びかけている。

 奈良マラソンは2010年、平城遷都1300年を記念して始まった。

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