こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、2023年秋冬の新作キャンプギアをご紹介します。キャンプブームの最中にいろいろなアイテムが出てアイデアも出尽くしたと思いきや、いまだに「これ欲しいな」と思えるものが出てくるんですよね。新しい仕組みのものや絶妙なサイズ感のものなど、面白そうなアイテムを4つご紹介したいと思います。
YAJIN CRAFT『五徳』
まずはYAJIN CRAFTの焚き火台専用の『五徳』です。お値段税込み2980円でした。
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めちゃくちゃカッコ良さそうなビジュアルに惹かれて買いました!
ペグみたいな材料6本と革のケースだけなのでコンパクトです。ステンレス製で本体の重量は215g、革のケースを含めると267gです。
ケースに部品を入れてみると渋い雰囲気ですね。ケースは牛革性で、小型のシースナイフくらいのサイズ感。スナップボタンで留まるベルト通しも付いています。
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組み立て方も見ていきましょう!
プレートの両端に穴が開いていて、片方はネジ穴、もう片方はただの穴が開いています。組み立てる際には、普通の穴に脚を通し、その上にもう1枚のプレートのネジ穴を重ねて固定します。
できました!シンプルがゆえに無骨にも見えますね。脚の高さは薪をくべやすいよう高めに設定されています。
トランギアのケトルを置いてみましょう。
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うわぁ、めちゃめちゃ良いじゃないですか!シンプルでカッコ良いフォルムのアイテムにはトランギアが合いますね!
コールマンのケトルも置いてみましょう。
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コールマンも良いですね!煤が付いたアイテムならどんなものでも合いそうな気がしてきました。
見た目がカッコ良いだけでなく、体重をある程度かけてもびくともしないので、五徳としての安定性も良さそうです。そこまで軽くはないですが、厚みがある材料を使っているので壊れにくそうな印象もあります。
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実際に焚き火をしながら使ってみましょう!
今回は、コールマンの『ファイアーディスクプラス』で試してみます。
ちなみに、ファイアーディスクプラスは廃版となったようですが、『ファイアーディスクマックス』として新登場したそうです。
置きやすいですね!通常サイズとかソロサイズのファイアーディスクでも、使いやすいのではといった印象です。フラットな火床なら、大抵の焚き火台で使える気がします。
五徳の脚は細くて高いので、薪をくべる際に邪魔になりませんでした。
ケトルを置いてみると、やはり良い雰囲気です。
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網を置けば食材も焼けそうですが、高さ調整はできないので、炎の当たり方は薪の組み方で調節する必要があります。利便性は高くないかもしれませんが、個人的には気に入りました。
火にかけたあとはほとんど歪んでいませんでした。やはり厚みがある材料なので、耐久性は高そうです。激安ではありませんが、それほど高くもない点もメリットですね!
《YAJIN CRAFT『五徳』おすすめポイントまとめ》
- シンプルかつ無骨なデザイン
- 厚手のステンレス材で耐久性が高そう
- フラットな火床の焚き火台と相性抜群!
《YAJIN CRAFT『五徳』仕様》
- 価格:2,980円(税込み)
- 材質:ステンレス
- 重量(約):215g
- 耐荷重(約):10kg
- 組み立てサイズ(約):14.5×16×高さ17cm
DOZAVI『ヒーターアタッチメント』
続いては、アルコールストーブにも使える『ヒーターアタッチメント』です。お値段は税込み1,990円でした。
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私は初めて見つけて買ってみたのですが、アルストが暖房器具になるって面白そうですよね!
中身は説明書と本体、固定金具の予備が入っていました。ガスバーナーの上に置くヒーターアタッチメントが小さくなったイメージです。重さは40gでした。
トランギアのアルコールストーブに乗せてみましょう。
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良いサイズですね!レトロな石油ストーブにスモールライトをかけたようなビジュアルが可愛いです。
このサイズで暖かかったら、軽量コンパクト装備に持っていきたいアイテムですね。実際に外で試してみましょう!
それでは火をつけてみます。アルコール燃料は約30ml入れました。
まず、アルストの小さな穴にしっかりと火が入って、炎の勢いが良い感じになってきたらヒーターを斜めに置いて温めます。ヒーターの内部に火が入ったら水平に置き直します。
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確かに暖かい!通常のアルストでは感じない温もりを放っています。
風には弱そうですが、可愛くて小さいながらも効果を感じられるギアって、面白くて良いですよね。
ただ、石油ストーブのように暖かいかと言ったらそういうレベルではありません。風が強いとだいぶ炎が流されます。
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ガスバーナーで使うヒーターアタッチメントとは違い、実用性は少し落ちる印象です。ちょっとした暖が取れるおもちゃとして見れば、面白いアイテムかなと思います。
アタッチメントの上にシェラカップを置けるか試してみましたが、つまみが付いていてダメでした。
30mlの燃料での持続時間は、アタッチメントが赤くなってから20分ほど。ちょっとだけ温もりが欲しいときには良さそうですね。
《DOZAVI『ヒーターアタッチメント』おすすめポイントまとめ》
- アルコールストーブでも使えるヒーターアタッチメント
- コンパクトでかわいいデザイン
- ちょっとした温もりが欲しいときにピッタリ
《DOZAVI『ヒーターアタッチメント』仕様》
- 価格:1,990円(税込み)
- 重量:40g
- サイズ:直径6.7×高さ3.4cm
TITAN MANIA『キャニスター』
続いてはチタンマニアの『キャニスター』です。お値段税込み2,580円でした。
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コンパクトで上質な雰囲気のキャニスターだと思って買ってみたところ、やはり美しい…!サイズ感も良いですね。
素材がチタンなので、持っているのがわからないほどの軽さ。実際の重量は48gです。
蓋にパッキンは付いていないので、完全に密閉できるものではありません。コーヒーとか茶葉を入れるのに適したアイテムのようです。
試しに半分ほど水を入れてひっくり返してみましたが、少し経つと漏れてきました。
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フィットするパッキンが見つかれば液体にも使えそうな印象です。今後改良してみようと思います!
また、本製品は火にかけても大丈夫なようです。私はこのまま保存容器として使いたいと思い、試しにスノーピークの『チタンシングルマグ300』にスタッキングしたところピッタリでした!
《TITAN MANIA『キャニスター』おすすめポイントまとめ》
- チタン製のキレイなキャニスター
- 超軽量45g
- スノーピークの『チタンシングルマグ300』と相性◎
《TITAN MANIA『キャニスター』仕様》
- 価格:2,580円(税込み)
- 容量:180ml
- 重量(約):45g
- サイズ(約):直径6.6×高さ7.3cm
FREEAP『アイスタンク』
最後にご紹介するのはFREEAPの『アイスタンク』という真空二重構造の保存容器です。お値段は税込み3,980円でした。
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容量は1.8Lで、氷を長時間キープして外に持っていく用途で作られているようです!秋冬キャンプでは、保冷タイプのクーラーボックスの需要は落ち着いてくると思いますが、お酒を飲む人などを中心に氷を持ち運びたい場面はありますよね。
購入した理由は、割とコンパクトなサイズなのと、お値段が安めだったということです。真空クーラーといえばワークマンの『真空ハイブリッドコンテナ』が人気商品の1つかなと思いますが、サイズが大きいですよね。
今年から新しくなった『真空ハイブリッドコンテナL』は容量5Lで、氷専用で持っていくならもっと小さくても良いかなとも感じます。
開けてみると、蓋にパッキンが付いています。蓋の中には発泡スチロールやウレタンなど、何かしらの断熱剤が入っていると思われます。
本体は小さいながらも口は広めに作られていて、内寸は10.8cmほど。重さは779gです。
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肝心の容量は1.8Lです。実際に氷を入れて確認してみましょう!
ワークマンの真空ハイブリッドコンテナとあわせて検証してみたいと思います。今回は保冷力を比較するのではなく、どのくらい氷が入るのか、氷の持ち具合がどの程度なのかの2点の検証です。
まずは、コンビニのバラ氷1.1kgがどれぐらい入るのかを見ていきましょう。
真空ハイブリッドコンテナには、1袋分が余裕で入りました。FREEAPのアイスタンクは1袋がギリギリ入らない程度。入らなかった量は147gなので、1kg弱の氷が入りました。
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口が広いので、コンパクトですが比較的入れやすかったです!部屋の温度が24℃の環境で、12時間後にどのくらい残っているのか見ていきましょう。
12時間経ちましたので、中を見てみましょう。まずはワークマンの真空ハイブリッドコンテナから確認します。
しっかりと残っていました!残っていた氷の重さは978gなので、100gちょっとしか溶けていないことになります。
続いてFREEAPのアイスタンクも見てみましょう。
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残っている氷の重さは898gでした。入らなかった氷の量から考えると900g台の氷が入っていましたから、数十gしか減っていません!
どちらも真空二重重構造なのでこの結果は当たり前かもしれませんが、今回購入したFREEAPのアイスタンクは、クーラーワークマンの真空ハイブリッドコンテナと遜色ない性能に感じました。
《FREEAP『アイスタンク』おすすめポイントまとめ》
- 真空二重構造で保冷力抜群
- 容量1.8Lのコンパクトサイズ
- 比較的お手頃な価格
《FREEAP『アイスタンク』仕様》
- 価格:3,980円(税込み)
- 容量(約):1.8L
- 重量:770g
- サイズ(約):幅12.7×奥行12.7×高さ26.7cm
機能的なアイテムでキャンプをもっと楽しもう!
いかがだったでしょうか?今回は見た目がカッコ良く、機能的だったり絶妙なサイズ感だったりしたものを4点ご紹介しました。
新しいキャンプギアを試すとワクワクしますし、いまだに工夫を凝らしたものが出てきます。
今回も皆様のキャンプ動画選びの何かの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。