立腹…仕事で部下がミス、怒った上司が暴行 作業工程を間違え、腹など殴る蹴るの騒ぎに その2日後、自宅で倒れていた部下…知人が発見、搬送先で死亡確認 部下より30歳ほど年下の上司逮捕

男性が蹴られ死亡 傷害容疑で上司を逮捕

 埼玉県警草加署は7日、傷害の疑いで三郷市東町、足場解体業代表の男(34)を逮捕した。

 逮捕容疑は、4日に三郷市内の解体工事現場で、八潮市に住む作業員の60代男性の胸や腹などを殴る蹴るなどした疑い。6日、男性が自宅で倒れているところを知人が発見。搬送先の病院で死亡が確認された。

 同署によると、男は解体現場で男性が作業工程を間違ったことに腹を立て暴力を加えたという。搬送した消防から警察に通報があり、警察が調べると、男の6日の事件が判明。当時の事情を聴くなど調べる中で男を逮捕した。同署が死因との関係を調べている。男は傷害の容疑を認めているという。

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