知事賞の藤田君(大田原)ら表彰 下野新聞小学生読書感想文

知事賞に輝き表彰される藤田君=9日午前、下野新聞社

 第35回下野新聞小学生読書感想文コンクール(下野新聞社主催、県、県教委など後援)の表彰式が9日、下野新聞社で行われ、受賞者のうち出席した16人に賞状と記念品が手渡された。

 県内164校から計574点の応募があり、最高賞の知事賞1点、県教育長賞2点、特選3点、優秀賞12点が選ばれた。

 審査委員長を務めた宇都宮市平石中央小の高田玄(たかだげん)校長は「皆さん楽しみながら本を読み、感性や想像力が育まれていると感じた。今後も良い本と出合い、自分の生活と結びつけて考えてほしい」と講評した。

 夜に働いて人々の暮らしを支える人に焦点を当てた物語「よるのあいだに…みんなをささえる はたらく人たち」の感想文で知事賞に輝いた大田原市親園小1年藤田颯太(ふじたそうた)君(6)は「本を読んで誰かのために何かをしたいと思った。これからも頑張って働くお父さんに元気と癒やしを届けたい」と話した。

読書感想文コンクールで表彰された児童ら=9日午前、下野新聞社

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